Take off at Tashkent.

 
 

Final day of Uzbekistan Trip.


出国のときに天候不順で日程がずれたので、出国はどうかと思ったけど、問題なし。


帰りは梅田から夜行バスに乗り換え。むしろ飛行機より快適。朝6時にバスセンター。出勤にも問題なし。いいじゃない、夜行バス。


ウズベキスタンは良い。


1 流行的な要素がない

ハワイ/グアムなどもってのほか、タイ/インドほどの知名度もない。ここに来る人は、”分からないことが分かって”来ているので、ひどく期待することもないだろう。国としても光業に力を入れているが、受け取る方が期待するほどの整備はされていない。


基本的に、思ったように行かない。それはしょうがない、と思うようになる。来てみて初めて、忘れていた”不便さ”や”人間同士のやりとり”の重要さに気づくと思う。それができなければ、ただ腹を立てるだけなので来ない方がいい。


しかし、ガイドの技量は制度の垣根を超えてすばらしい。だめでもともと、の精神があれば、(または、あきらめることを前提として、出来る範囲の裁量を任せれば)たいていの事は、頼めば何とかなる。


2 売っている物は、お買い得。

為替相場的に見ても特筆する関係でもなく、かつ搾取的な格安を宣伝されてもいないので、売っている物は、言い値で買ってもお買い得。為替的に見れば優位ではあるので割安感はあるけど。後進国で値段交渉の必要がないのがどんなに気楽か、わかるでしょ?普通に買い物できるのよ!


3 世界遺産

これほど世界遺産に近づけるところはないのでは?だって、触れるんだもん。そこにあるもん。しかも、三蔵法師やらイエスキリストやら、そんなに知ってるわけでもないがなんとなく知ってる歴史的人物の関係/関係者の関係にさわれるんだもん。


タイのアユダヤでも思ったけど、これらの国はもっと自国の遺産を保護するべきだと思う。少なくとも、拝観料くらいは取って、補修や保全に使えばいいんじゃない?タイなんて、遺産の上を歩けるんだぜ?ちびるし、雨は降るし。


でも、出来ることがあれば、ねぇ。


日本ユニセフみたいに、必要経費を寄付金から賄う組織は論外だけど。ユニセフ(黒柳のほうね)は違うよ、全額寄付になる。もし、自分が寄付した金額の全額が役立てられるのなら寄付したい、っていう人は多いと思う。タイガーマスクにしたって、現金で寄付すると3割は事務費に使われるのが分かってるから、あえての現物(ランドセルとか)での寄付だと思う。


年収の1パーセントくらいなら、だれでも寄付できると思うんじゃないかな?もしそれが、必要としている人たちに完全に有効に使われるとしたら、収入が有って生活に不自由ない人は、寄付へのハードルが低くなるのではないだろうか?


もし、機会があれば、ぜひまたウズベキスタンに行きたい。同じ行程でもかまわない。次は、前に見えなかった何かが見えるだろう。

Foggy but on-time.